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 【雑誌レビュー】クーリエジャポン3月号【特集:貧困大国の真実】


レビュープラスさんに、献本頂いた【COURRiER Japon(クーリエジャポン)】の3月号。

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今回も読み応えがありそうな内容。
特集は、大国にメスを入れる、堤未果さん責任編集【貧困大国(アメリカ)の真実】

いつもドキドキ続きが気になる、NYタイムズ記者・デヴィッド・ロードの【タリバン拘束記】

様々な角度から世界や日本を知る、【世界がみたNIPPON】、【アート市場から見る世界経済】、【ミシュラン覆面調査員とランチを食べてみた】、【数字で見る世界】、【政治から文化まで各国事情】、【映画】、【気軽に世界の面白い話題が読めるchit chat】などなど。

相変わらず、どこから読むのか迷ってしまいますし、全ての内容をレビューしたいのはやまやまですが、なかなか難しいので、正統派に大特集について。

アメリカは貧困か?
日本は貧困か?

この問いに「YES」と答える人は、どれくらいいるでしょう。



日本は、歴史的背景もあり、アメリカを崇拝してきたのは周知の事実。
敗戦国でありながら、他国に占領される事なく、自分達の文化を守る事ができ、目覚しい復興を遂げてきたことで、アジアの大国という自負も強いと思います。

でも、いつも、怖い父親の顔色を伺い、反面、背中を見て、憧れてきた部分があることも確かだと思います。実像まで理解しているかどうかは別として。

そして、それは今でも変わらない。

だけど、実は、その偉大な父親は、失業した事を言えず、ただ威厳を守ることに必死だったとしたら・・・。

ブッシュが作り出した戦争負債。
サブプライムローン問題。
リーマン崩壊と金融危機。

ここ数年で、アメリカという父親は、今まで以上に苦境に立たされているのです。

そんな時に現れたオバマ大統領。
初のアフリカ系大統領。
わかりやすい言葉。
「アメリカはチェンジする」という希望に、人々は熱狂したのは、記憶に新しいですね。

当たり前ですが、オバマ大統領がチェンジできた事は、当初掲げていた事の、ほんの一握りに過ぎません。

政治、経済、人種、宗教、外交。
複雑な利害関係も絡まり、今までの歴史を塗り替える事は、そう簡単にはできないからです。


では、その中で、「チェンジ」をするのに、必要な事はなんなのでしょうか。


【貧困】は、文字通り、貧しく困っている状態であります。

でも、「あなたは貧困か?」と聞かれ、そうだと答える、または、答えられる人はどれだけいるでしょう。

そには国民性や性格、プライドなどが影響を与え、先進国と呼ばれる国の国民は、なかなか、「YES」と答えられないかも知れません。

または、過去に固執し、落ちてしまった自分の生活を認めることができないのかもしれません。

ましてや、国の単位になれば、尚更。

現実は、フードスタンプ(食糧配給券)を受け取っているアメリカ人は、人口の12%近くもいて、「食べる事に困っている」状態で、医療保険の支払いができず、病気になっても病院にかかれない人もたくさんいる。

しかも、これらは、「見た目には困っていなさそうな人々」にも、波及しているそうなのです。

同じように日本でも、失業・雇用問題等々で、「今日食べる事、寝る場所」に困っている人は、増えているというニュースが連日、届けられました。

それでも、「もっと頑張れば状況を変えられずはず」とか「あなたが怠惰だから、失業したんでしょう」とか「何でもやろうと思えばやれる。甘えてる」などという風潮があることも否めません。

自分は貧しくない。
だから、貧しいのは、努力が足りないからだと。

確かに、公的なシステムを悪用する人もいるだろうし、努力が足りない人もいるでしょう。

でも、実際にこれだけ経済が悪化しているのだから、その打撃を受け、どうしても袋小路から脱出できない状況がある事も事実なのであり、それを批判したところで、自分にとっても相手にとっても利益はなく、何も変えられない。

まずは、この現実を受け止めなくてはならないと思います。
「自分は関係ない」のではない、「明日はわが身」なのだと。


国家の指針を決定できる政治家の多くは、「貧困」と無縁かもしれません。

でも、確かに、そこにある事実を受け止めて、「自分達は、貧しく困っている」事に、目を向けるべきです。

世界での威厳を保つ事は、二の次でいいから。
他国への干渉(軍事介入、財政支援など)をする前に、自国の問題を。

認める事。
公言する事。
現場を見る事。
考える事。
動く事。

冒頭にも述べたように、複雑な問題が絡み合っていて、一筋縄ではいかな事は、百も承知。

だけど、これだけ厳しい材料が揃っているのに、シンプルに見直しができなければ、旧ソ連やギリシャのように、「国」としての存続だって、危ぶまれる。

一寸先は闇。
何が起こるかわからない。

それが、例え「偉大なる父」だとしても。

幻想よりも現実を。

貧困大国(アメリカ)の舵取りにより、世界が沈没してしまうわないことを願います。
そして、もちろん、我が国も・・・大きな帆をあげて、船出の時なのかもしれません。


やっぱり、長くなってしまったので、以下は、ひと言ずつ。

・タリバン拘束記→いよいよタリバン陣地より「脱出」。ハラハラドキドキ。極限で何ができるのかを考えた。

・世界が見たNIPPON→「日本って、やっぱり、アピール下手、自信なしだなぁ。もっと感情、感覚的に訴えられたらいいのに。伝える力かぁ・・・。」

・ミシュラン覆面調査員とランチを食べた→「食は科学。一貫性と正確さ。真であるか偽であるか」の調査員に対して、「心の赴くままに料理をしている時、一貫性を保っているか否かに関心は払いません」というシェフ。覆面調査員になるのも大変なら、星付レストランに選ばれてもプレッシャーで大変なんだ。

・ロシアで下される無罪判決の割合「0.48%」少ない!

・世界で1日にバーコードがスキャンされる回数「10億回」少ない!(バーコード管理をしている国ばかりではないと考えると、少なくないか!?)


というわけで、今回も、何度も読み返しました。
たくさんの情報をもらって、自分で掘り下げる。

これが、私とクーリエジャポンとの付き合い方。

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22:56 | 読んだ!
comment(2)     trackback(0)
comments
はじめまして
はじめまして。クーリエ?ジャポンのレビューコンテストページからお邪魔しました。
入賞した方のレビューは一体どんなのだろう?と興味深く読ませていただきました。

おひさま☆さんの『考えること。動くこと。』『幻想よりも現実を。』という言葉がとても心に残りました。

そして『コドモアンテナ』の考え方にも共感を覚えます。
私も子どもがふたりおりますが、私自身もいくつになっても、子どものようにワクワクドキドキ、いろんなことにときめいていたいなと思っています。

また、ワクワクを感じに遊びにきますので、よろしくお願いします(^-^)

遅ればせながら、レビューの入賞おめでとうございます。
2010/03/13 04:57 | | edit posted by 桔梗
Re: はじめまして
桔梗さん

初めまして!!
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳ございませんでしたv-237

クーリエ・ジャポンの入賞者になれたこと、とても光栄に思っています。
でも、本当に妄想&なぐり書きでしたので、いまだに、受賞が信じられませんが、素直に喜んでおります!

それから、コドモアンテナにも共感頂いたとのこと、嬉しいです!

不器用で何もできなくて、子供のまま大人になってしまったような私ですが(^_^;)、もう難しいことは置いておいて、とにかく、ワクワク楽しく過ごしたいと思っています、

だいぶ、マイペースの更新で恐縮ですが、是非、また、遊びにいらして下さい!!

コメント、嬉しかったです!!

本当にありがとうございますv-22

2010/03/13 05:42 | | edit posted by おひさま☆
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