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 【発売前先行レビュー】「THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎」 マルコム・グラッドウェル著

レビューブログ専門ネットワーク【レビュープラス】さんを通じて、発売前に先行レビューをさせて頂けることになった、マルコム・グラッドウェルの「THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想”」 について、今回は、レビューさせて頂こうと思います。

まず、講談社さんから献本頂いた、ゲラ原稿が送られてきました。
クリップで留められた原稿。

DSC03279 (640x480)
読んだ後なので、ボヨボヨになっているけど、発売前のゲラ原稿。

こちらの著者は、ベストセラー『天才! 成功する人々の法則』でおなじみ、“アイデアの魔術師”ことマルコム・グラッドウェル。そして、翻訳は勝間和代さん。


ワッサワッサとめくりながら、発売前の本を読めるのは、とても楽しいひとときでした。
とにかく、フワーッと飛ぶように読めてしまったのです。

それは、ちょっと発想を変えたら、または、こんな風に考えたら、面白い結果がもたらされるというお話を体験するのが、とてもエキサイティングだったからだと思います。

いわゆる世界的に有名な「偉人」ではなく、でも、色々な手法を編み出して、それまでの世界や考えをガラッと変えた、無名の(国やその道では有名の方だと思いますが)偉人の話。

だから、新しい発見があって、更に面白い。
そうか、そうかと頷きながら、読むことができました。

「他者の心や関心をいかにして知ることができるのか」
これについては、マーケティングの上で、色々な手法があると思いますが、「こうあるべきだ」とか「多くの人はこうだ」・・・では、やはり、その真意を探るのは難しく、ある意味、「これ」と決めたら、突き進む勘と経験とこだわりと強さが必要なのだと思ったりしました。

そんな、ちょっとした発想をや発想の転換が、社会や世界を変えるようになるのですから。

その一例として、今では、当たり前に見るテレビショッピングでの実演販売を世の中に広め、その中でも大成功を収めた、ロン・ポピールのお話。

彼は、一族がみんな、実演販売を仕事としている、実演販売界のサラブレッド。
でも、そういったことに甘んじること無く、日々、よいキッチン用品の開発と販売の仕方を考えているところが、新しい発想を踏み出し、成功に導く鍵の1つだったのではないでしょうか。

本書を読むにあたって、ロン・ポピールのことを、ちょっと調べてみたところ、1993年に、イグノーベル賞を受賞していました!!

どんな賞かというと、

●消費者工学賞●
ロン・ポピール (絶え間ない発明家、年がら年中深夜テレビで宣伝している人物) 「ヴェジ・オー・マティック」、「ポケット・フィッシャーマン」、「ミスター・マイクロフォン」、「殻の中で卵を混ぜるもの」などの装置によって、産業革命を再定義したことに対して。

wikipediaより


とにもかくにも、この人が、実演販売の世界に嵐を巻き起こしたのは事実である。

例えば、ある1つの商品を開発する場合、マーケティング会社を使ったりして、多くの人に試食や実際に商品を使用してもらって、アンケートを取り、その結果を加味して、商品ができあがるという工程が多いと思うのですが、ロンは違う。

自宅のキッチンで、何度も試作を重ねて、これぞという商品を開発し、自分で実演をして売る。
何かの商品の開発をしている途中でも、今、必要なのはこれだ!と思えば、新しいものに着手する。
押しなべて、評価が高いものではなく、自分がよいと思い、納得したものを売る。

そして、ライバルたちは、商品とマーケティングは切り離して考えていたが、彼は違った。

どんなによい商品でも、その良さが伝わらなければ、仕方がない。
お客さんに買いたいと思ってもらわなければ、意味が無い。

ロンは、デパートのお客さんの前でも、テレビの前のお客さんの前でも、ジョークを交えながら、【あくまでも商品を主役にして】、徹底的に、見せて、そして、魅せた。

どれだけ簡単に調理ができ、また、どれだけ、調理中に、できあがる予定の料理が美味しく見えるかにもこだわった。

これは、至極当たり前のことかもしれない。
自分がよいというものを作り、そして、それを一番よく知っている自分が、そのよさを説明するのだから。

ただのエンターティナーだけでもいけない。
ただのセールスマンだけでもいけない。

当たり前のように見えるかもしれないけれど、当時、他の実演販売人やセールスマンにはできなかったことを、彼はやってのけた。

相当の熱意と研究に裏付けられた発想の転換によって。


そして、この本の題名にもなっている「ケチャップの謎」が、次の章。

これは、日本ではそんなに馴染みがないかもしれませんが、アメリカではマスタードは10種類以上あるのに、なぜ、ケチャップは1種類なのかという話。

例えば、好みのパスタソースについて消費者のアンケートを取った時、子どもからお年寄りまで、また、甘いのが好き、辛いのが好き、具がしっかり感じられるのが好きなど、好みが分散するのは当たり前のこと。

だから、1種類ではなく、様々な人に合わせた、味を何十種類も発売することで、多くをカバーでき、売上を伸ばしたメーカーもあった。

ケチャップについても、同じような公式が当てはまると目論み、その市場に挑戦した会社はいくつもあった。

でも、ケチャップは、違ったらしい。

ケチャップの代表企業のハインツは、それまでケチャップに一般的に使われていた防腐剤を使わない方式を取ることで、一躍、ケチャップ業界の第一人者になった。腐りやすいトマト製品から防腐剤を抜くという画期的な発想。これが、ちょっとした(大きな)発想の転換である。

そして、熟したトマト、分量、ビネガー、お砂糖などをバランスよく配合することにより、人間の5種類の味覚【甘味、酸味、塩味、苦味、旨味】を全て獲得する調味料を作り出した。

こちらは、子どもからお年寄りまでに、受け入れられる味だったのだ。

例えば、デルモンテのケチャップは、食べる人が食べると、その時によって、味が微妙に違ったりするらしい。

トマトの酸味や甘味、果実と水分との割合は常に一定ではない。
それをコントロールしなければ、味に違いが出てしまうということだろう。

そういうわけで、ハインツは、とにかく絶妙なバランスを保つことで、今の地位を手に入れているのだ。
他の追従を許さない、ただ1つのケチャップの味の王者として。

でも、もしかしたら、まだまだ開拓できる市場かもしれない。
しかし、それには、人間の味覚に訴えることができるような、何か今までとは違うちょっとした発想、気づきが必要なのである。


今、日常に溢れているものだって、よりよくなる可能性は十分にある。

全く新しく素晴らしいサービスが生まれる可能性も、もちろんある。

「今ある世界が全てではない」

難しいことだけど、過去、現在、未来。
枠を取り払って、ちょっとしたひらめきや気づきに真剣に取り組めば、誰でも世界を変えられるのかもしれない。
もちろん、人生をかけるくらいの情熱があれば・・・の話だけど。

こちらの本は、実際は6章あるそうですが、先行レビューでは、3章ほどを先に読ませて頂きました。

私は、普段から、子どものごとく「なんで?」「どうして?」と思う方なので、そういう方や、なんだかちょっとやりたい事があるけど、行き詰まっている方、ワクワクしたい方などには、オススメです♪

単純に「へー、そうなんだ!」と思えるし、なんだか、新しい発想のヒントを求めて、街に出かけたくなります!

他には、どんなストーリーがあるのか、気になります!!

というわけで、本書に触発され、私の「なんか面白いことしたい病」が、発症してしまいました。
自分の周り、何か楽しいことが落っこちてないか、キョロキョロしてみようーっと。



マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想”
【マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想”】


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16:46 | 読んだ!
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アンケートのお願い
初めまして。

私もこの本のゲラ献本されました。

第2部、3部をはやく読みたいなと思っております。

ところで、

今回コメントさせていただいたのはアンケートにご協力いただきたいからなんです。

現在私のブログにて「勝間和代の目的は?」というテーマでアンケートを集計中なんです。

最近の勝間さんの著書には酷評が多いと思います。

しかし、勝間さんはそれら酷評で書かれているような人には思えないんです。

なのでこのようなアンケートを利用し、皆さんの意見を聞いてみようと思った次第です。

いきなりこんなコメントをしまして全く失礼だとは思いますが、ご協力お願いできたらなあと思っております。

URLはこちらです。
http://osusume-business.livedoor.biz/archives/51740662.html

よろしくおねがいします。
2010/07/10 00:38 | | edit posted by タカダヨシヒコ
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