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 ☆ブックレビュー☆【夜のピクニック】 恩田陸著

なんだか、最近、色々な受賞作品を読んでいます。

ベストセラーとか話題の本。

むしろ、積極的に読んでいるかもしれません。
今回は、恩田陸さんの代表作『夜のピクニック』です。


夜のピクニック
夜のピクニック』 恩田陸著

恩田陸さんは、郷愁的な情景を描くのが巧みで、“ノスタルジアの魔術師”と称されているそうです。

OLさんをしながら、執筆活動をされていたとの事。
そして、ものすごいたくさんの賞を受賞されていますね?。

でも、私は、恩田さん、初めて読ませて頂きました。

【ストーリー】
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。
それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。
甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。
三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。
学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。


こちらを読んでみましたので、レビューしてみます♪

ストーリーにもあるように、高校生達のお話。
「あの頃に戻りたいな」とか、「臭いけど、青春っていいよね」とか、「もう一度、学生生活をやり直したい」とか、そんな気持ちにどっぷり浸かりたい方にオススメです。

人が人を信じるのって、上辺ではできても、実はものすごく難しい事だと思います。

例えば、自分はどんなに信じて、頼っているつもりでも、相手が少しでも自分の事を信じていない、または、他の人の方に頼っているんだって思っただけで、自分の思いも急に、風船がしぼむように小さくなっちゃったりして。

「自分の思い」だけじゃなく、「相手からの思い」もあって、成り立つ関係も多いのかなと思います。

この主人公の高校生達も、親友にも言えない事を抱えながらも、この最後の伝統行事の時に、お互いが語り合う事で、語らない事で、通じ合っていく。

ただの噂や、自分の感じる部分だけで、【怖い】と思うこと、世の中にたくさんある。

でも、実は、その張本人、物などと対峙してみると、案外、自分の中だけで膨らんでしまった妄想も多々あった事がわかる。

大人になっても、ここは難しいところ。

直接、話せばいいのに。
相手の思っていることを知るのが怖くて、反応が怖くて、話せない。

一晩中歩くという、特殊な状況だから、結束も生まれ、普段言えない事も話せる。

誰もが経験した事で言うと、多分、修学旅行の夜が同じようなものだと思う。

輪になって、枕を抱えて、好きな人を打ち明けたり、悩みを話したり、たわいもない話。

でも、ぐっとお互いの距離が近くなれる。

大人も、人間関係で悩んだり、相手の事がわからなくなったら、サシで、話すといい。一晩中。

きっと、勝手に膨れ上がってしまった、その人への気持ちが、本当の大きさに戻ると思う。


と、そんな事を感じました。

最初は、ただ、夜通し歩く。
つらかったけど、最後まで頑張ったね!というような内容だったらどうしよう・・・と思っていましたが(笑)、もちろん、たくさんの人に読まれる本、そんな安易なものではありませんでした。

出てくる登場人物達が、なかなか、みんないい人たちばかり。

でも、会った事があるような身近な存在のように描かれています。

大きな事件は起こらないけど、読み終わった頃には、なんだか、ほっとした気分になりました。

僭越ながら・・・5点中だと4点位かな。
こんなにうまくいくのかな?
でも、素直になれば、こんなにうまくいくのかもしれない・・・いずれにしても、この結末でよかった・・・ということから、この点数です。(私の、ものすごく主観ですので、ご参考程度に?)

読み終わったら、きっと、素直な気持ちになれますよ?♪


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06:55 | 読んだ!
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